Life in the UK テスト受けました。

イギリスに初めて来てから20年。ビザの種類を何度も変えて、その都度リセットだった永住権への道。ようやく永住権申請まで辿り着きました（私の予定では、35までに永住権＋子供1人だったんだけどなぁ…汗）

それはさておき、永住権申請（市民権申請をする時にも）に必要な「Life in the UK Test」を受けてきたので、これから受ける予定がある方の為に、シェアさせて頂きたいと思います。

Life in the UK テストの概要 *2022年現在

パソコンでの解答

制限時間：45分

全24問（合格ラインは18問）

費用：1回50ポンド

テストの予習は必要か？

相当、知識のある方でない限り予習は必要だと思います。テストが網羅している内容はこちら

The values and principles of the UK
Traditions and culture from around the UK
The events and people that have shaped the UK’s history
The government and the law
Getting involved in your community

イギリスの歴史から、歴代の王と王女や首相、現代の政治、オリンピック選手、映画、建築家など範囲がとにかく広い。イギリス人でも殆どの人は合格できないと言われているテストなので、予習なしで受かるのは、かなりのイギリスマニアか運が相当強い（笑/選択式の問題なので）か…。

テストの予習教材

テストの予習用教材としては、Home Officeからオフィシャルに販売されているテキストブック（PDF版もあり）とオフィシャルのオンラインラーニング、そして非公式のアプリやオンラインサイトなど。

私は、免許を取るときにオフィシャルのオンラインラーニングの使い勝手が良かったので、今回もオンラインラーニングのオプションを選びました。

https://www.officiallifeintheuk.co.uk/shop

ちなみにオンラインラーニングだと3、6、9ヶ月、1年と教材にアクセス出来る期間でお金を払うシステムです。3ヶ月で10.99ポンド、1年だと16.99ポンド。（たった5ポンド差！/2022年現在）支払いをしてから、オンライン教材にアクセス出来るまで少しだけ時間が掛かりました。

Lara

私は、3ヶ月で終わらせたかったので、3ヶ月分を購入しました。

あと、ちょうど1年前に同じテストを受けた友人が使い終わったテキストブックをくれたので、それもオンラインで一通り勉強した後の復習用に使いました。

Life in the UK 模擬テスト

オフィシャルのオンラインラーニングや、テキストにはLife in the UKの模擬テストがついているので、ひたすらそれをやって間違えた箇所を復習していく感じで進めました。

最近の法律改正などで、テキストの内容と実際の法律などが異なる場合があるので、その場合はオフィシャルサイトを確認してください。（「2021年発行のオフィシャルテキストブック(3rd edition) に基づいたテスト」などと書いてあるので、そう言った場合は今の法律は無視してテキストブックの内容を覚えてください）

模擬テストの合格率が90％を超えたところで、ネットにある非公式の無料で出来る模擬テストを受けてみました。すると、どうでしょう…全然解けませんでした！

と、言うのもテストの問題文や質問になっている事実の部分がオフィシャルの模擬テストと全然違うのです！テストを受けた友人に聞いたところ、やはり「テキストブックには出ていないような問題もあった。でも、よく考えれば分かるから英語を理解しているのか試されている様な問題もあったよ。」との事。

つまり、オフィシャルの模擬テストを問題文と解答のセットでは覚えてはいけないと言う事です。事実をちゃんと覚える（年号と出来事、人名など）事が重要になります。しかし、ネットにある膨大な非公式模擬テストでも完璧に答えられる様になろうと思うと、どれだけ時間が必要になるのか分からなかったので、とりあえずテストの予約をして、その日までできる事だけをしようと決めました。

Life in the UK テストの予約方法

政府のサイト　https://www.gov.uk/life-in-the-uk-test

から、登録をして「Make a booking」ボタンより自分の家からアクセス出来る会場の検索や、会場のテストが予約出来るスケジュールなどを見る事が出来ます。そこで翌日でも予約出来るのか、先2週間は予約がいっぱいなど事前に確認しておくと良いかと思います。

私は、2週間後に予約をいれて、とりあえずその日まで勉強を頑張る事にしました。

実は、私はテスト受験日の前日に夫がラテラルフロー検査で陽性になってしまったので、テストをリスケする事になりました。電話で問い合わせてから、NHSから送られてくる陽性結果のメールを添付して、テストを受けられませんとメール。テストの10日後に問い合わせ番号に電話を掛けて、再予約のお願いをしました。再予約の時は、費用は発生しません。（アカウントの結果タブに、No Showと表示されました）

Life in the UK テスト当日の流れ

テストの開始30分前には会場に来てくださいと、予約確認書に書いてあったので一応早めに行ったのですがコロナもあって、テスト15分前に戻ってきてくれと言われました。15分前に到着すると、会場に入る前に携帯電話の電源を切る様に言われ、建物の中に入ると身分証明を出して顔写真の撮影→ロッカーに手荷物とコートをしまう→身分証明と渡されたIDカードみたいなものだけを持って待合室へ→すぐに呼ばれてパソコンの前に座らされる　という流れで、一斉開始ではないので周りには既にテスト受験中の人がいます。建物に入ってからはすごくスムーズに進んだので、テストを開始した時には実際の予約してあったテスト開始時間より早いくらいでした。

テスト開始から数分…

Lara

何、この問題…絶対オフィシャルテキストブックにも載ってなかった…。再試の可能性高いかも…（汗）

全問解き終わってもまだまだ時間があったので、見直しをして後は運に任せました（笑）テストの結果は、オンラインで確認してくださいと言われたのですが、受付のおじさんが「一応見てあげるよ…あ、合格だって！おめでとう」と教えてくれました。（点数や間違えた問題は、教えてもらえません）

その後も、一応本当か気になってオンラインアカウントをチェックしましたが、半日後くらいまで結果は反映されませんでした。合格証明書はないので、ビザの申請時には登録番号を伝える事になる様です。