以前、友人がイギリスでの結婚式にお花代だけで2,000ポンド掛かったと聞き、かなりびっくりしたのですが、
イギリスでの結婚式の平均予算の10-20%は、ウェディングフラワーに掛かる代金だそうです。
お花は、やはりフローリストに頼む必要があるのですがその金額の高い事といったら…。これは本当に、ウェディングビジネスという名のぼったくりではないのか?と思わざるを得ません。
特に生もののお花は飾られて終了なので、勿論有ると無いとでは雰囲気は全く違いますが、持って帰る訳にもいかないし、消耗品としての価格が高すぎる…と、個人的には一番幾ら使うべきか悩みます。
あと、季節によって使えるお花も変わってくるので、自分の好きなお花や結婚式のテーマカラーに合うのかどうかなど、様々な条件が出てきます。
結婚式でほぼ必ず必要になるお花は…
- 新婦のブーケ
- (ブライドメイドがいる場合)ブライドメイド用ブーケ
- 新郎のボタンホール*スーツの胸につける一輪
- (ベストマンがいる場合)ベストマン用ボタンホール

大体の人がオーダーしているオプション
- 新郎新婦の両親がするコサージュとボタンホール
- ウェディングセレモニーのテーブルに飾るお花 (centre piece)
- ウエディングレセプションの席に飾るお花 (centre piece)
後は、ウェディングセレモニー会場のaisleにばらまく花びら(これは、コンフェティとして注文した方が良いかもしれません)、座席の端に飾るお花(pew ends)、座席の後ろにつけるお花(chair swag)、階段の隙間を埋めたり、髪飾りやお花のティアラ、会場のアーチを飾りつけしたり…やり始めたら予算が許す限り果てしなく飾りつけする事が出来ます (笑/花瓶なども別料金で請求されます)
お花は、何処に置くものかによって呼び名が違うので、フローリストの人に何が欲しいのか伝えるのに、その単語を知らず大変苦労しました。
どんなお花の組み合わせが良いかは、フローリストに相談すれば「このお花はどう?」提案してくれます。フローリストのホームページを見て、作品のイメージ (ナチュラル系でグリーン多め、エレガント系など)を知ることが出来ます。私は、会場となる街をベースとしているフローリストの人たちのインスタグラムをフォローして作品を見て決めました。
あと、フローリストの方はやはり地元(式を挙げる場所)の方が、会場についても既に知っている場合もありますし、地理にも詳しいので良いと思います。当日どのタイミングで来て、セットアップするかなどはフローリストの方が会場と直接やり取りをしてくれます。

結婚式当日は、会場に到着する頃にはすでにセットアップが出来ていて、翌日や夜に回収されるのでフローリストの人には会わないまま終了する事も出来ます。
しかし、お花なので当日にならないと実際のお花の組み合わせがどの様になるのか分からないし、着いて届いていなかったら…なんて最悪な事態もあり得るので、私は事前にフローリストの方と会うことにしました。
でも、既に注文した後だったので挨拶のみだったのですが、普通のおばちゃんでびっくりしました! (笑/サイトは結構上品な感じだった) 先に会ってたらお願いしてなかったかもなーなんて思いつつ (笑) 、出来ればフローリストもウェディングフェアなどで先に顔を見て決めた方が自分の希望も伝わりやすいし良いと思います。
また、結婚式場とレセプション会場を移動する場合、移動時に持って行けるのか(使い回しできるのか)、移動時や長時間のディスプレイで生花の美しさが損なわれてしまわないか、挙式会場と披露宴会場のカーペットやカーテンの色味など、こだわる方は、気にしてみると良いかと思います。
まとめ
- フローリストは、式場の地元のフローリストがお勧め
- 出来れば、注文する前に顔合わせしてイメージを伝えると良い
- どこに飾るかによって呼び方が異なるので、オーダー前に調べよう
- 希望の色やテーマカラーなどを伝えて、フローリストの提案を聞いてみよう