結婚式に欠かせないのは、結婚指輪(ウェディングリング)。
時間があっても、なくても、これからずっと身に付けるものだから納得のいくものを準備したいですよね。
お店で買う以外にどういう方法があるのでしょうか?
イギリスで結婚指輪を準備する場合…
- お店で買いますか?
- オーダー/カスタムメイドしますか?
- 自分で作りますか?
自分たちで結婚指輪を作るワークショップ
私たちの最初の希望は、ワークショップで自分たちで結婚指輪を作るというオプション。
色々調べてみたところ、良さそうなところを見つけました。
- ロンドンの結婚指輪ワークショップ
- バーミンガムの結婚指輪ワークショップ
※バーミンガムの方が、こじんまりしていそうな雰囲気。
沢山の人がいて賑やかな方が良い人は、ロンドンの方が良さそうです。
ワークショップ代として150-350ポンドと材料費(ゴールドの場合は400から1200ポンド)が掛かります。合計は、550ポンドから。材料代は、見積もりが難しいですし、あまり値段を気にしてケチケチするのも嫌ですよね。
しかも、行きたいなと思った方の結婚指輪ワークショップは大人気の様で、週末は3か月後まで満席!
平日の夜なら空いているそうなのですが、家からワークショップまで車で行ってもかなり時間がかかってしまうので、そこまでしてやるべきかどうか…。
※結婚指輪を作ってから、加工などしてもらって完成品を受け取るまでにまた時間が掛かる場合も。
イギリスで結婚指輪のカスタムメイド
必要以上に慌てるのも嫌なので、次のオプション「カスタムメイド」を調べてみる事に。
先日のウェディングフェアで出展していた人が「個人でやっているからお店のマージンが無い分、お店で買うよりお得だよ!」と言っていたので、見積りをお願いしてみる事に。
特に結婚指輪はシンプルなものが良いと思っていたので、婚約指輪の色とサイズ感が合えば自分で作らなくてもいいかもしれません。
それに、お店で買うよりはパーソナルな感じもするという。
お願いする人は、まず家まで来てくれてカウンセリングを行うそうで、平日の19時半からでも快くOKしてくれました!
大凡の見積りは、750ポンドから…一体いくら掛かるのでしょうか?
結婚指輪をカスタマイズする場合のカウンセリング
ウェディングフェアで見つけたジュエラーのアドバイザーさんが、結婚指輪カウンセリングに自宅にやってきました。
- 指輪の種類による指のフィット感(男性の場合は、4種類程度)
- リングの厚みとフィニッシュの感じ
- 指輪のサイズ
を順番に比べて自分の理想にあったものを探していきます。
自分で作るワークショップの場合、お互いの指輪を手作りすること自体はロマンティック。だけれど、やはり指に付けた時のサイズ感や形、女性の場合は婚約指輪と合わせた時の高さやフィット感など何処までアドバイスを貰えるのか分からないし、前後のサイズや薄さなど何度もつけ比べる事が出来たので、納得がいくまで悩むことが出来ました。
そういう意味では、やはりアドバイザーの方にマンツーマンでお願いして正解だったと思います。
買え買えオーラが出ていない職人さんだったというのも好感を持てます。
指輪の幅も3mm,5mmとかだけでなく、0.1mm刻みで希望通りにしてくれます。
素材は、ゴールド(9K,14K、18K)、シルバー、プラチナなど希望のもので作ってくれます。ダイアモンド入りも可能。
私の場合、頂いた婚約指輪が18Kのイエローゴールドだったので、それに合わせることに。
ちなみに、18Kはいわゆる18金で金の純度の割合を示しています。
数値が高ければ高いほど、輝きも強く、黄色味がかった色に近づき、純金の割合も高くなります。
その分柔らかくなるので傷つきやすいので、大工さんなど色々なものにぶつける可能性がある人は硬い金を選んだ方が良いとのこと。
イギリスでは9Kと18Kが特に人気で、14Kはヨーロッパで人気のカラーだそうです。
しかし、14Kも18Kも料金的にはあまり変わらないので、どうしても14Kの色が好きというのでなければ18Kがオススメだとか。
もちろん、9Kよりも18Kの方が高いです。(400-500ポンドくらい差があるそう)
結婚指輪を2つ同時に一緒に並べることがないので、彼は9Kにしました (笑)
ダイアモンドも入りもちょっと惹かれましたが、婚約指輪があるのでシンプルにイエローゴールド18Kのみにしました。
ちなみに、イギリスの大手ジュエラーGoldsmithsでは18K(イエローゴールド)2mmの指輪は、300-450ポンドで売っています。
値段的には、正直あまり変わらないです。 商品の質は分かりませんが…。
結婚指輪2つで、合計800ポンドくらいでした。
刻印する場合
記念日や名前などを刻印も可能。
女性の場合、指輪の幅が2.5mm以下の場合は手作業ではなく、レーザー加工になるそうです。
指輪一つにつき、追加費用は50ポンド。
ダイヤや模様が入る場合は、オーダーと一緒に刻印も頼まないと、指輪を作った時に製造マークを入れるのであとから刻印を入れる時に位置が思い通りにいかなくなる可能性があるそう。
オーダーまでが終わって、時間を見たら1時間半くらい掛かっていました。
ワークショップで完成まで3時間というのが益々非現実的に思えました。
個性的な形や柄にしたいのであれば手作りでも良いかもしれないけど、私的には今回の選択は正解かと思われます。
最後に、結婚式より10-12週間前に頼むのが理想的で、結婚指輪の出来上がりも万が一に備え、結婚式の2週間前には完成しRoyal Mailの書き留めで送られて来るそうです。
*後日談:彼の指輪のサイズが、出来上がってみたら少し小さくて、リサイズをしてもらいました。無料で、時間通りに直してくれました。
出来上がりが楽しみです!
お願いしたのはcooljoolz※婚約指輪も作ってくれます。
まとめ
- イギリスで結婚指輪を作る場合は、結婚式の10-12週間前にはオーダーしよう
- 費用は、カスタマイズも路面店で買うのとあまり変わらない
- とにかくいっぱい試して自分に合ったものを選ぶのが○
- 刻印を入れたければ、オーダー時にお願いしよう
- ワークショップでオリジナルの結婚指輪を作るというオプションも(割高です)
- イギリスでの結婚指輪ワークショップは、結構人気で予約が取りづらい