国際結婚

イギリスでの結婚式場を決める

結婚の許可を取る前に…

結婚の許可が下りれば、その許可は12か月有効です。
しかし、前回お伝えした通り、許可を取るのに何処で式を挙げるのか先に決める必要があります。そうなると、あまりのんびりはしていられません。

一般的に、イギリス人の場合も最低6か月から長い人で2-3年婚約期間に結婚の準備をします。会場の予約もしなければいけないし、人気のある会場や教会、フォトグラファーは1年前には予約でいっぱいなのだとか。

外国人であるが故の手続きに追われたり、許可が下りるか分からないとハラハラして披露宴 (ウェディングレセプション) を準備が周到でないままに行いたくはない。かと言って結婚自体を延々に先延ばしにしたり、ウェディングプランナーに頼むくらいなら、自分で調べ尽くして納得出来る内容で行いたい…。

彼の親戚の結婚式が、今年の夏に予定されていて (3年前に婚約して、ずっと結婚資金を貯めていた大掛かりなウェディング) その前後にはぶつけたくないので、そうなると来年まで待つべきか…。悩みました。

彼とも話し合い、最終的に日本式に2回に分けて、挙式 (入籍) はお互いの家族のみを呼んで行い、披露宴は来年以降に家族と友人を呼ぶ形で準備をして、来てもらうゲストにも十分な余裕を持って招待をしようという事で折り合いがつきました。しかし…

法的な意味を持つ挙式と、披露宴はセットであるのが当たり前

と思っているイギリス人には結婚式と披露宴を一緒に行わないことに関して、中々理解しがたい様で、まず彼を納得させるのに時間が掛かりました (笑) その後、彼の家族や親戚一同にも集まってもらい事情説明。「家族は、みんな挙式に呼ぶから」と説明し、無事に最初の難関をクリアする事が出来ました。

結婚式場・挙式会場

「挙式をする式場は、二人の思い出のある場所が良いのでは?」と、彼のお母さんの助言から、彼の大学時代の思い出の場所で、二人でよく行った街の市役所 (Town Hall) に決定!
比較的低予算、雰囲気も悪くない(古い=歴史があっていい味なのがイギリスのいいところ!)、場所も公共交通機関でアクセスしやすく、二人も思い出の場所であるという事で、お互い納得のいく場所で落ち着きました。

市役所は、あまり人気が無いのか、それとも冬のウェディングは避けられるのか、3か月後でも空きはまだいっぱいあるとの事。
市役所には大人数用のパーティーの部屋や少人数向けの部屋など何部屋かあるので、申請の手続き中に予約が埋まってしまうという最悪の事態の場合も、同じ会場で幾つかオプションがあるので安心です。

ちなみに、同じ街でレストラン、博物館、宮殿 (笑) も見積り依頼してみましたが、何処も披露宴価格。ケータリング無し、ウェディングセレモニー (賞味30分くらいなはず) だけに、その値段は…さすがに無理でした。

 ※ちなみに、今イギリスで熱いのは”Barn Wedding/Boho Wedding”という、Barn(納屋)で行うアットホームなウェディング。会場は、何処も動物臭いなんてことはなく、オシャレでスぺーシャス。更に気取らないラフな雰囲気が、BOHO系花嫁さんに人気なのだとか。

Barn Wedding会場(参考) ❐

これで、まずは結婚許可の申請予約が出来るところまで来ました。ふぅ。

まとめ

  • 結婚許可は、12ヶ月有効
  • 結婚式と披露宴は、通常同日に行う
  • 今イギリス人に人気なのはBarn Wedding!

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