国際結婚

イギリスでの挙式の意味とは?

20代の頃は、結婚願望もありOL時代には結婚資金を貯金していた私。友人には、結婚が決まってから2-3年はプランニングが必要だ!と断言し、20代中盤で一度ゼクシィの購入までしてみるも、結婚が決まる前に、ウェディングドレスのスクラップブックを準備をするのもなぁ…と実際に結婚が決まるまで、我慢を続けていました(笑)

しかし、気がつけばアラフォーと呼ばれる年齢になり、周りの同級生や妹までも結婚し、子供も2-3人目という状況。実際に結婚が決まってみたら、結婚へ対する憧れや願望がかなり薄れている事に気が付きました。でも、やるからには、お金を掛けるには適当にはやりたくない!という事でリサーチを始める事に。

挙式の意味、入籍について

まず最初にぶちあたったのが、文化の違い。日本では所謂、区役所に婚姻届けを出して結婚式ですよね?結婚式も、入籍してから数か月から数年後という人もいます。(結婚式の日に届けを出す人もいるかと思いますが、どちらにしても別物ですよね?) なので、私も「まずはレジストリーオフィスといわれる区役所の様な場所で2人でサインして、式は時間を掛けて準備をするから後で良いじゃない?」と彼に提案したところ、猛反対にあいました。

まず、イギリスの場合は戸籍という制度が無い。

なので、映画などで見る”教会で神父さんの前で誓いの言葉を交わして、指輪を交換する”という儀式(その場所で、契約上のサインもする)が法的意味を持ち、結婚の重要な役割を担うのだそう。
そういえば、ウィリアム王子とケイト妃の教会でのウェディングセレモニーが生中継されて、イギリス中が沸いたのも今となれば納得です。
彼曰く、家族や友だちなどが同席し、結婚する瞬間を目撃してもらう事が重要なのだとか。

その儀式(ウェディングセレモニー)自体は長くても1時間程度と比較的短いのだけれど、そのまま解散!という訳にもいかないし、その後に披露宴(レセプション)を行って、食事やスピーチ、ダンスなどを繰り広げるという。そうなると、一気に規模が大きくなるし予算もかさむなぁ…という心配もあり。

挙式会場について

更には、彼はキリスト教ではないので「敬虔なキリスト教徒でもないし、教会では式は挙げたくない」と、20代の私なら泣いて悲しんだであろう衝撃的な発言。
教会などの宗教的な式ではないとなると、あとはcivil ceremonyと言われるレジストレーションオフィス(登記所)か、ウェディングセレモニーをしても良いと認められている場所(ホテル、レストランや博物館などもあり)等での式が選択肢として挙げられます。

何処でやるにも、レジストラー(登記人)と言われる資格を持った人(教会の場合は神父さん)と、証人が最低2名必要らしい。ちなみに、証人はその辺を歩いている人を2人捕まえて見ててもらうのでもOKなのだとか。

さて、どうなることやら…前途多難の予感。
イギリスで認められている、挙式会場一覧はこちら ❐

まとめ

  • イギリスでは、セレモニーで婚姻届にサインをするので結婚式が入籍日になる
  • イギリスでは、結婚式をセレモニー、披露宴をレセプションと呼び同日に行われることが多い
  • 教会での結婚式の他にも、シビルセレモニーという方法がある

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