こんばんは、Laraです。
と、いう事で前回ブログを更新してから少し時間が経ってしまいましたが、日本に帰っていました。
和装で前撮り (後撮り) をしたい!相場は?
日本では結婚式や披露宴をせず、その代わりに京都での和装前撮り (後撮り) をすることにしました。
今思えば、京都にこだわる必要はなかったのですが (笑)、着物を着て日本らしい場所でロケーション撮影をしたいという事で、京都の和装前撮りサービスを探すことにしました。
相場は、だいたい税込で10万円から20万円ほどでしょうか。平均は13-15万円程度。
真夏などの予約が少ない時期のオファーで8万円くらいから。
イギリスでウェディングフォトグラファーにお願いするのと、相場的には同じくらいですね。
友人が東京の結婚式場で前撮りをしたそうなのですが、式場の日本庭園で雰囲気のある和装撮影をしたと後から聞きました。
移動がほぼなくて、着替えも会場で出来る、撮影後のお食事も付いて、なかなか良かったよ〜との事でしたが、お値段は京都での撮影よりも3−5万円ほど高かったです。
ちなみに春や秋など混み合う季節の場合は、3−4ヶ月前には予約をしておかないとダメみたいです。
どの会社にお願いするか?
まずは、下記の様なサイトで色々なスタジオやロケーション撮影を行っている会社をリサーチしました。
前撮り紹介サイト①
前撮り紹介サイト②
そして、最終的に下記の3社にまで絞り込みました。
京都好日
サイトが見やすい!料金も分かりやすく、SNSでも反応が良くて好感が持てる。
ラウンジ/オフィスもサイトに出ているので安心。
お客さんは若い人が多そうな雰囲気も…。
古都の花嫁
「30歳以上の花嫁から人気のサービス」「人目につかず撮影」という売り文句が魅力的。問い合わせにも迅速に対応してくれました。クライアントに国際結婚の方も多い様子。
京都日和
ロケーションと町家の2箇所で、白無垢と色打掛/引き袖の撮影が可能。
ウェディングフォトアワード受賞カメラマン撮影。
前撮り撮影で、外せない条件は?
私の条件は下記の通り。
- 事前打ち合わせが出来る、オフィスがある事
- 白無垢と色掛け (引き振袖) でも撮影したい!
- 夏の撮影だったので、室内 (和室) メインで出来れば屋外でも日本らしい雰囲気のある場所でも撮影してくれる事
まず、どういう流れで撮影が行われるのか、どういうオプションがあるのか、サイトだけでは分からないことをオフィスに行って直接聞いて、着物の試着など色味を事前に確認して選びたかったというのがあります。
意外と「打ち合わせなしで、当日本番」の流れをとっている会社が多くて、時間がなくて日本に着いてすぐ撮影をしたい人にとってはメリットになるかもしれません。
会社によっては、着物の希望の色味だけ伝えて、当日使用可能なのものからその場で決めないといけないらしいので、着物にこだわりがある方はその辺も注意!
着物は、普段着る機会もないし、色鮮やかなものと白無垢と両方着てみたいという事で両方着られるプランを探していました。
【引き振袖】
・豪華な帯が見せられる
・腰で着物を折らず、すそが地面に広がる
・色打掛より格は低いが、軽くて動きやすい
【色打掛】
・色打掛は背中の模様が美しい
・婚礼衣装の中でも格が高い
・豪華で重厚感があるので動きにくい
あとは、撮影場所が野外と室内と2箇所以上あるプランを探していました。
最終的に、各サイトのフォトギャラリーでそれぞれの写真を見比べて、自分の撮ってもらいたいイメージに一番近かった京都日和さんにお願いする事にしました。
前撮りをお願いする会社を決めてから、撮影まで
と、言うのもサイトにも注意書きの記載がありますが、問い合わせの返答に時間がかかる。返答が長文コピペで、1度読んだだけでは内容を理解できない。
事前打ち合わせでプランを確定したいと言ったものの、日付を確定してもらえないと京都での前泊の手配が出来ず、その日程がメールのやりとりでは全然決まらず、ヤキモキ。
予約金を支払ってから、なかなか着金の連絡もないし、SNSなど最近更新されている気配がない。
慌ててネットの検索をしても、口コミが全く出てこない。
やっぱり、取り消ししようかと取り消し規定をみたら「お申し込み日より8日以降のキャンセルの際のお申込金のご返金は致しかねます。」と記載があり、
とかな〜り不安になりました。しかし返金不可の期間に入っているので、あとはもう運を天に任せるしかないと諦め (笑)、とうとう事前打ち合わせの日に。
マンションの一室にあるオフィスで、女性のフォトグラファーの方がお一人で運営されている様な雰囲気でした。
夏も意外に撮影が多いと仰っていたので、恐らく忙しくてお一人で問い合わせやSNSまで手が回っていない状況なのではないかと、察しました。そうであれば、最初からそう言ってもらった方が安心出来たかも。
従業員が多い、大きい会社の場合はフォトグラファーの人も何人かいて、誰になるのか当日まで分からないという事もあるみたいなので「ウェディングXX賞受賞フォトグラファー」が所属していても、その人になるかどうかは分かりません。
色掛けは、実際に現物を見せてもらえたのと、それぞれを着て写真を撮られた方のイメージも確認させてもらえたので、選びやすかったです。
それだけでも、事前に京都まで打ち合わせに行った甲斐はあったと思います。
白無垢も、マット系か光沢系なのか、同じ朱色系でも柄の位置や見え方を実際に確認して、事前に決めておいたので当日はスムーズにいきました。
前撮り/後撮り 撮影当日の流れ
当日は、ヘアメイクの方が2人掛りで慣れた手つきで着付け、メイク、ヘアの準備をしてくださいました。髪飾りなどは、その場で希望を伝えてセットしてもらいます。
準備が終わると、ロケーションへタクシーでスムーズに移動。
メイクさんが1名同行してくれて、引き袖と白無垢の着替えや、綿帽子のセットなどテキパキと慣れた手つきで行ってくれて最初の心配はどこへやら。安心してお任せできました。
また、真夏 (7月中旬) の撮影ということで、暑さに慣れていないイギリス人男子が倒れてしまうのではないか…と彼の体調をかなり心配していました。
しかし、ヘアメイクさんが保冷剤を準備してくれ、フォトグラファーの方も無理のない様に様子を見ながら進めてくださったので、無事に終了することができました。
他にも私たちと同じく祇園周辺でロケーション撮影しているカップルが、3組くらいいました。
真夏ということで、ほんの少しでも涼しいうちにと朝の6時半から着替え/メイクを始め、ロケーションにタクシーで移動、屋外撮影、屋内で着替えと撮影、屋外で撮影しタクシーで事務所に戻って着替え。
撮影が終了したのは正午前でした。
あとは、フォトグラファーの方から送られてくる出来上がったデータを待つのみです。
後日談…
写真のデータが届きました。予定より沢山のカットを撮影してくださり、写真も素敵な仕上がりで大満足です!あの心配はなんだったんだ…。
データ納品のみでアルバムなどは含まれていませんが、イギリスに戻るのでデータで送ってもらって、イギリスでオンラインサービスを利用してフォトブック/アルバムを作れば良いかと思います。
まとめ
- 前撮りの相場は、大体税込13-15万円くらい
- スタジオ、屋内、ロケーション撮影、何着着たいのか先に決めよう
- 時間がない場合、打ち合わせ無しでの撮影も可能
- 和装希望の場合は、実際に着ている人の写真を見てイメージをつかむのが重要
- 混み合う季節は、4ヶ月くらいに前には予約が必要